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暑さ対策について

鍛造学ブログ 担当の徳田です。

大変ご無沙汰しておりました。久しぶりの更新です。

ありがちな業務多忙を理由に、しばらくブログ更新をサボってしまっておりました(苦笑)。

これから、改めて気合を入れ直して頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします!


さて、夏も終わりに差し掛かっておりますが、振り返りますと今年の梅雨は、各地でゲリラ豪雨を降らせたり、九州地方ではたくさんの人命が奪われるなど、私自身といたしましては、特に自然界の猛威をひしひしと感じる夏でした。

ちなみに、7月9日の瞬間ゲリラ豪雨があった時などは、落雷による停電や自宅近くの道路はマンホールから下水が逆流するなどして、周辺道路なんかも一時的に冠水して交通障害が発生していましたネ・・・。

本当に、昨今の世界的な異常気象には、とても懸念を感じずにはいられませんネ。
 
 
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さて、あと少しで暑い夏が終わりますが、実は鍛造工場にとって夏は1年で一番つらい季節なんですよ(汗)。

と言いますのも、ご承知のように弊社は熱間鍛造が主力業務ですので、工場内の加熱炉からでる排気熱や鍛造後の製品が工場内の気温をもの凄く上昇させます。

例えば、ダクトで熱風を屋外排気しても、加熱炉本体からの発熱は防げないので、なんと工場内では40℃近くに温度が上がり、炉の周辺になりますと50℃以上にもなります。
 
 
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もちろん、その暑さゆえに鍛造スタッフは多量の汗をかきますが、実は工場内は火を焚いているので、
意外に湿度が低く、梅雨の時期の蒸し暑さと違って、結構「カラッ」としているのがまだ救いですが・・・(笑)。

それでも夏場は暑いことには変わりなく、弊社では33年前に、夏場は大変涼しい「関西の軽井沢?」(笑)と言われる、兵庫県北部にある神鍋高原の近くに鍛造工場を移しまして、夏場の職場環境を少しでも改善できるように対応してきました。

また、工場設備の暑さ対策としては、誘導加熱炉の導入を推進して、発生熱源をコンパクトにしたり、鍛造プレスの自動化を図るなど、夏場の業務負担を少しでも軽減できるように努めております。

中野鍛造では、「高品質・高精度な製品は、環境の整った工場から」をモットーに、これからも皆様の期待に応えるべく、益々精進いたしますので、引き続きご贔屓を賜りますようお願いいたします(笑)!


【追伸】
今回は久しぶりのブログと言うことで、弊社の「暑さ対策」について書かせて頂きました。

また、次回からサボらずに(苦笑)、本業の「鍛造」について、皆様のお役に立てるよう、しっかりと掘り下げて記載させて頂きますネ(笑)。