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新設備導入の巻

鍛造学ブログ 担当の徳田です。


今年も早いもので、すでに二月の立春は過ぎましたが、皆様におかれては、雪害の影響などが出ておられないでしょうか?

今年はドカ雪の当たり年のためか、北日本や日本海側では降雪による被害のニュースが後を絶ちませんね・・・。

また、この時期は私学の「お受験」シーズンでもありまして、我が家にも高校受験を控えているのにもかかわらず呑気に構えている愚息がいるのですが(苦笑)、その姿を見ていると親の方が何かと気をもんで心配してしまいます。

「転ばぬ先の杖」と思って私がたしなめても馬耳東風...その結果はどうなることやら(汗)

さて、今回は新しい設備の入れ替えをしたお話です。

以前、第6回のブログでお伝えした通り、ようやくイタリアから新しい加熱炉が弊社神鍋工場に到着いたしました。

本来なら1月の末頃には試運転が出来ている予定でしたが、船便が1週間ほど遅れ2月に入ってから弊社に到着。

実は、当初の搬入予定日であった1月/第4週目の終わり頃は、兵庫県北部は大雪に見舞われており、周辺では降り続く雪のために除雪車の作業が間に合わず、主要国道で、軒並み車が立ち往生するくらいの状況でした。


つまり、そのような状況のため船便が1週間遅れた結果、搬入時は大雪の日に当たらずスムーズに進み、「災い転じて福になる」感が満載でした!(笑)


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(1週間前の残雪の前で搬入準備)

しかしこの重量屋さん、とても上手な業者さんで、見事にこの狭い通路を難なくかわして(驚)、なんと半日で据え付け完了!


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(狭い通路をフォークリフトで牽引...)

そして、その日のうちに電気と配管接続工事を済ませ、あとはイタリアからの技術指導者を待つだけでとなりました。

鍛造プレス設備と違って、本加熱炉の設置においては、基礎打ちやピットを掘る必要がなく、フロアに直置きにしてアンカーボルトで固定するのみなので、比較的短時間で終わりました。

その後、間もなくイタリア人の技術者が、加熱炉のガス流量調整と操作指導に来られましたが、何の不具合もなく順調に進み、たったの2日間で終了!(早やっ)


P1010144.JPG

そこから、鍛造プレス機との連携は弊社側の作業になり、加熱炉から出てきた材料を自動でプレス機までアームで運ぶ微調整を行いました。

この鍛造プレス機は「クランクプレス」と言いまして、弊社の中でも小型で鍛造スピードが速い、フライ級の鍛造機です!(笑)

実は当社には、以前にも同じタイプの加熱炉が付随していましたが、経年劣化と材料サイズの依存性が高かったために、自動鍛造が出来るのにもかかわらず、稼働状況は余り良くありませんでした(苦笑)。

今回の加熱炉は、そんな弱点を克服して、安定した温度管理と幅広いサイズの材料が加熱できるので、生産性の向上だけではなく、さらに安定した高品質な鍛造品をお客様へ届けられることと思いますので、今後の中野鍛造所に、どうぞご期待くださいませ。

ちなみに、この搬入日の立ち会い中、あまりの寒さにギックリ腰になったのはここだけの秘密ですww