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イタリア訪問

鍛造学ブログ 担当の徳田です。

今年も残すところ半月あまり、アッという間に一年が経ってしまい「光陰矢のごとし」の言葉の通り
去りゆく時の速さを痛感させられていますが、皆様においてはいかがお過ごしでしょうか?

次期アメリカ大統領がドナルド・トランプ氏と決定した以降、円/ドルの為替レートは急激な円安に進み、また日米の株式市場も上昇しておりますが、あれもこれも強いアメリカへの復活を期待している国民の思惑でしょうか?うーん・・・

私自身は、資源輸入大国の我が日本としては、余りに急激な円安は物価上昇圧力につながり、国内購買力の足を引っ張ると思われ、結果、内需拡大の期待は先細りすると予想します。

なぜなら、個人的にはこの様な上昇基調はいつまでも続くとも思いませんし、この円安/株高の上げ潮状況は、年明けになると潮目が変わるのではないかと個人的に考えていますが、皆さんはどうお考えでしょうか?(笑)

さて、そんな環境の下、私は、11月の22日から6日間でイタリア北部地方のトリノ、ブレッシア、ミラノ訪問の三都物語をして来ました。(笑)

私自身イタリアの訪問はほぼ20年ぶりで、当時はミラノを半日だけ駆け足で観光しただけなので余り印象に残っていませんでしたが、今回は現地4泊6日でゆっくりとイタリアの都市ともふれあい、大変楽しめました。

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(ミラノセントラル駅にて)

もちろん渡航目的はバカンスでは無く、弊社鍛造設備の更新により、半年前にイタリアのメーカーに発注していた加熱炉が完成したので、その立ち会い試運転に伺いました(笑)。

折角現地に参りましたので、メーカーからのご厚意もあり、他にイタリア鍛造プレス機メーカーの見学と、そのプレス機のユーザーの鍛造工場の見学もさせて頂き、非常に勉強になりました。

実は、近年イタリアの鍛造工場は、日本人の工場見学は殆ど「お断り」しているとの事。

なぜなら、日本人はすぐに設備を真似て、安モノを作りイタリアの商売の邪魔をするからしいです(汗)。


ところで、イタリアのカルチャーはルネッサンス、ロマネスクやゴシック建築様式の教会が有名ですが、実は、業界内では知られている、世界の熱間黄銅鍛造品のメッカであり、鍛造プレス機のみならず加熱炉、自動化対応のハンドリングなどの技術では世界一の先進国であります。

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(ミラノ大聖堂)

今回のこの加熱炉(ガス加熱炉)の特徴はコンパクトな外観にも関わらず材料を加熱するレーンが3レーンあり、時間当たりの鍛造生産性を飛躍的にアップさせることが可能になります。

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またこの炉はコンベアー方式で材料を送って加熱するので、従来の機械後方から材料をロッド棒で押すプッシャー方式より材料の表面に擦り傷が付きにくいため、非常に外観の美しい鍛造品になります。

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この加熱炉、弊社には一月末頃に納入される予定ですが、自動鍛造プレス機とドッキングして量産品から小ロット小物品の鍛造品の生産に寄与し、品質の安定化と納期短縮化に貢献できると考えております。

このブログを見て、本機の性能や内容にご興味を頂きましたら、私、徳田までお気軽にご連絡ください。この美しい加熱炉の素晴らしい(?)ウンチク話を喜んでさせて頂きます(笑)。



【追伸】
期間中の食事はパスタや生ハムなどすべての料理は美味しかったですが、ピザは大きすぎて完食はできなかったです(汗)。
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(ビッグサイズ!イタリアンピザ)